「留学に何を持っていけばいいのかな?」
「オーストラリア留学に必要な持ち物ってある?」
留学を目前に控えている方でこれらのお悩みや疑問をお持ちの方はいませんか?
この記事では、2年間の大学院留学をした私自身の経験を元にして作成した持ち物リストを紹介します。
留学の持ち物の準備をする際に参考にしてください!
留学の持ち物リスト

最初に留学の持ち物を下記の3つのグループに分けてご紹介します。
- 絶対に必要な持ち物
- あると便利な持ち物
- 女性が持参すべき持ち物
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
絶対に必要な持ち物
下記の表は留学をする上で絶対に必要なものをまとめたリストです。
有効期限内のパスポート | 通学用のカバンまたはバックパック |
学生ビザまたは観光ビザ | 海外留学保険の保険証書 |
SIMフリーのスマートフォン | ノートパソコン |
現金(日本のお金と留学先のお金) | 医薬品・常備薬 |
クレジットカード / デビットカード | 圧縮袋 |
書類関係のコピー (学生ビザ、航空券、パスポート、運転免許証など) | 航空券 |
衣類・下着 | 大きいスーツケース |
海外の多くの国でキャッシュレス化が進んでおり、現金を所持しないことが一般的です。そして、海外でクレジットカードを作ることは非常に難しいので、日本でクレジットカードまたはデビットカードを作って持っていくことをおすすめします。
あると便利な持ち物
つづいて、下記の表は留学をする際にあると便利なものをまとめたリストです。
海外で使用できるSIMカード | 歯ブラシ |
コンタクトレンズまたはメガネ | 耳かき |
筆記用具や文具類 | カミソリ |
バンドエイド | ヘアブラシ |
変換アダプター・電圧器 | スリッパ / サンダル |
国際免許証 | 充電器類 |
化粧品 | Kindleなどの電子書籍 |
洗面具類 |
外国でコンタクトレンズを買うことはできますが、医師による英語の処方箋が必要になることが多いので、日本から持参することをおすすめします。
他にも下記のグッズは外国で入手できるものの日本製品の方が圧倒的に質が高く、安価で入手できるため、日本から持参することがおすすめです。
- 文房具
- バンドエイド
- 洗面具類
- 化粧品
スリッパまたはサンダルは室内で履くためのものです。
ご存知かと思いますが、海外では室内で靴を脱ぐ習慣がないことが多いです。そのため、サンダルまたはスリッパを持参して室内履きとして活用すれば足を汚さずに済むでしょう。
また、海外の歯ブラシは日本の歯ブラシ比べると非常に大きくて磨きづらいのではないかと思います。海外での医療費、特に歯医者にかかる費用は高額です。現地で虫歯や歯周病にかかって治療するとなると大きな出費になってしまいかねません。きちんと歯磨きをして、これらの歯のトラブルを防ぐためにも、日本で使い慣れている歯ブラシを持参することをおすすめします。
個人的にはkindleを留学先に持っていってよかったと思います。Kindleなような電子書籍があるといつでも日本の本を読むことが可能です。荷物にもならないし、紙媒体よりも安価で入手できることも魅力であると言えます。
オーストラリアのシドニーに紀伊國屋書店があり、日本の書籍を購入することができますが、実際に日本で購入するよりも1.5-2倍ほどの値段になります。本好きで、海外でも日本の本を読みたい方は電子書籍を持っていくことがおすすめです。
女性が持参すべき持ち物
女性が日本から持参すべき持ち物は下記の3つです。
- 生理用ナプキンやタンポン
- 化粧水
- 水着
それぞれのアイテムについて詳しく説明します。
生理用ナプキンやタンポン
海外でも生理用ナプキンやタンポンを購入することができますが、日本製品の方が高品質で使いやすいです。
ナプキンに関しては海外製は非常に分厚く、丸めて捨てることができないパッケージであることが多く非常に使いづらいです。
そして、私は使ったことがないのですが、タンポンについては、日本製品にはアプリケーターというプラスチックのパーツがあり、これが膣内にタンポンを入れるのに一役買っていますが、海外製のタンポンにはアプリケーターがありません。そのため、日本製のタンポンを使い慣れている人にとっては、海外製のタンポンは非常に使いづらいのではないかと思います。
これらの理由から、できる限り生理用品は日本から持参することがおすすめです。
化粧水
海外にはおそらく「化粧水」は存在しません。洗顔したら、クリームを顔に塗ります。日本人のように化粧水でパシャパシャと水分を与えてから乳液で保湿をするという考えではないようです。
そのため、肌の乾燥が気になる人は特に化粧水を日本から持っていくと良いでしょう。留学先にもよりますが、日本製品を入手できる場所があるかもしれません。そのようなお店で化粧水を購入することもできると思いますが、日本で購入するよりも1.5-2倍ほどの値段になっていることが多いです。節約するという意味でも日本からできる限り持参しましょう。
水着
海外の水着は生地が薄くペラペラで、トップにワイヤーが入っていないことが多いです。留学先でプールや海に遊びに行く予定がある方は日本から水着を持っていくと安心でしょう。
留学の持ち物について気をつけるべきポイント

留学の持ち物については下記の4つのポイントに気をつけてください。
- 搭乗する航空会社の荷物の規定をチェックする
- たくさんの荷物を持って行かない
- 高価なものは日本においていく
- 留学先の持ち込み禁止物について事前に確認しておく
それぞれの注意事項について詳しく見ていきましょう。
搭乗する航空会社の荷物の規定をチェックする
利用する航空会社によって預入の荷物の重量制限が異なるので気をつけましょう。
例えば、JALやANAのエコノミークラス・プレミアムエコノミークラスの場合、預けられる手荷物の許容量がスーツケース2個までで、それぞれ23キログラムまでと決まっています。
それに対して、カンタス航空の場合は、エコノミークラスの場合はスーツケースの個数の制限はないものの、重量は30キログラムまで、プレミアムエコノミークラスの場合は、スーツケースの個数の制限はないものの、重量は40キログラムまでとなっています。
規定の重さや、スーツケースのサイズを超えてしまうと、超過料金を支払わなくてはなりません。出発前に必ず搭乗する航空会社のホームページを確認し、自分で荷物の重さを計ってから家をでましょう。
たくさんの荷物を持って行かない
留学期間が長いと、ついつい色々な物を留学先に持っていきたくなってしまう物です。しかし、荷物が多いと困ることが2つあります。
現地に到着してから、その重い荷物を持って自分で滞在先まで運ぶ必要があります。女性の場合は大きな荷物を運ぶことは重労働です。また、そのような時にスリやひったくりに遭う可能性も高まるでしょう。身の安全を守るためにもできるだけ荷物は少なくしたほうが良いです。
次に、留学先から持って帰れない可能性があるということです。留学生活が長くなるほどモノは増えていきます。あまりにも多くの物を持っていってしまうと、帰国する際に荷物の重量制限のために捨てたり、人に譲らざるを得なくなる可能性があります。
これらの理由より、荷物はできるだけ軽くしておいた方が良いでしょう。
高価なものは日本においていく
日本人、特に日本人の女性は非常にオシャレです。
家の近くのスーパーやコンビニに行くだけでも、きちんとした格好をしてお化粧をしている方も多いのではないでしょうか?
海外では、服装はラフでカジュアル、化粧っ気はあまりありません。そのため、日本にいた時と同じようにしていると少し浮いてしまいます。また、きちんとした格好をしてブランドものや高価なものを身につけているとスリやひったくりといった犯罪に巻き込まれる可能性があります。ブランドものや高価な物は日本に置いておくほうが賢明です。
留学先の持ち込み禁止物について事前に確認しておく
留学先の国によっては持ち込み禁止物があったり、持ち込む際に申請が必要な物品があります。特に、オーストラリアは世界で最も外国からの持ち込み物に対するチェックが厳しい国の1つなので、オーストラリアに留学する予定の人は特に気をつけてください。
最悪の場合、没収された上で罰金を支払うことになります。
出発前に、留学先の国の「検疫」について調べましょう。
オーストラリア留学に持って行ってよかったもの

次は、私自身がオーストラリアに留学した際に持って行ってよかったものについてご紹介します。
日焼け止め
オーストラリアの紫外線量は日本の7-8倍あると言われています。そのため、年中UV対策をした方が安全です。UV対策をしないと、肌にシミができてしまったり、最悪の場合は皮膚ガンになってしまいます。
オーストラリアで日焼け止めを購入することは可能です。しかし、個人的にはあまり好きではありませんでした。それは、日本の日焼け止めと比較すると白くなったり、ベタつきがちで使い勝手が良くなかったからです。
サングラス
サングラスもUV対策として必要です。ファッションのためのものではなく、UV100%カットであるサングラスを選びましょう。
帽子を被っていても、アスファルトや地面からの照り返しがあります。私もそれが原因で目が焼けてしまい、充血したり涙が止まらなくなってしまいました。
オーストラリアでサングラスを購入することはできますが、日本人とオーストラリア人の顔の骨格が異なるため、オーストラリアのサングラスは日本人には合わないと言われています。そのため、日本でサングラスを購入し、現地に持参することでそのようなトラブルもないでしょう。
洗濯用のネット
オーストラリアの洗濯機の威力は非常に強いです。そのため服が痛みやすくなります。しかし、洗濯ネットを使用することで衣類を守ることができるでしょう。
もちろん現地でも洗濯用ネットは安く購入することはできます。もし、スーツケースのスペースや重量に余裕があったら持参すると良いでしょう。
折り畳み傘
メルボルンは「1日で四季を感じることができる」と言われているほど、気温や天気の差が激しく、天気予報を当てにすることができません。
そのため、突然雨が降ることもよくあるので折り畳み傘は不可欠です。もちろん現地で購入することもできますが、日本製の折り畳み傘の方が強度が強く、持ちが良いです。
特にメルボルンは風が強い日もよくあるので、日本製の折り畳み傘の方が安心でしょう。
オーストラリア留学に持って行かなくてよかったもの

つづいて、オーストラリア留学に持っていく必要がなかったものについて4つご紹介します。
日本の食べ物
現地でお世話になるホストファミリーへのお土産や、日本食を恋しくなった場合に備えて日本の食べ物を持っていく人がいるかもしれません。
寿司やラーメンといった和食はオーストラリアだけでなく世界的にブームになっています。そのため現地のスーパーやアジアン雑貨店で日本の飲食物は容易に入手できるので安心してください。
つまり、ホストファミリーへのお土産として持参してもあまり珍しいものではないということです。
電子辞書
語学留学や大学・大学院留学をする人は辞書は必携であると考えるでしょう。もちろん必要ではありますが、スマホのアプリで十分です。
また、使用するノートパソコンがMacであれば、パソコンに辞書機能が付随しています。
お箸
上記にもありますが、世界中の国でお寿司やラーメンが食べられています。そしてグルーバル化が進んでいるため、多くの東南アジア人が英語圏の国々に移住しています。そのため、日本から箸を持参しなくても現地で簡単に購入することができるので安心してください。
ヘアドライヤー
日本とオーストラリアの電圧は異なり、それぞれ100Vと240Vです。日本のヘアドライヤーの多くは240Vが未対応であるため、現地で使用する場合は変圧器が必要になってしまいます。
ヘアドライヤーは荷物としてもかさばるものであることから、現地で調達することがおすすめです。
留学の荷物のパッキングはいつから始めるべき?

留学の荷物の準備は、留学する期間の違いや個人差があるため一概には言えませんが、出発の1ヶ月ほど前から少しずつ始めることがおすすめです。
留学期間が長くなるほど必要なものが多いです。パッキングの期間を十分に取っていると、日常生活の中で、必要な物を思いつくこともあるでしょう。
また、早めに準備ができると荷物の重量をチェックすることもできます。もし、搭乗する航空会社の重量制限を超えていた場合は、荷物を減らす必要があるでしょう。
できるだけ早めに留学の荷物のパッキングを始めてください。
留学のためのスーツケースはどんなものが良い?

留学のためのスーツケースのサイズは、留学期間によって異なります。下記を参考にしてサイズを選びましょう。
およそ1-2週間の短期留学:約70リットル
1-3ヶ月の短期留学:約85リットル
3ヶ月〜1年の中・長期留学:85-100リットル
スーツケースを選ぶ際にはサイズだけでなく、下記の点についてもチェックすることをおすすめします。
- 軽くて頑丈であるか
- 防犯機能は付随しているか
- 大きさやサイズは搭乗する航空会社の規定に即しているか
- キャスターがついていて持ち運びしやすいか
- 持ち上げやすいか
まとめ:留学の持ち物は早めに準備をしよう!

いかがでしたか?
この記事では、私のオーストラリア留学の経験に基づいて、留学に必要なものについてまとめました。
留学を間近に控えている方は何か新しい発見はありましたか?ぜひ荷物の準備に参考にしてください。
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