こんにちは、ユイコです。
いきなりですが、英語を勉強する上で大切なことってなんだと思いますか?
・勉強を習慣化すること
・良い教材に出逢うこと
・外国人の友達をたくさん作ること
これらももちろん大切ですし、他にも「これを心がけてるよ!」って思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
私も英語を本格的に学び始めて10年経ち、振り返ると「これを大切にしてきて良かったな」という気づきがありました。
学んでた頃は分からなかったものの、今だからこそ大事だったとハッキリ言える気づきです。
今回はその私の気づきについてシェアします。
英語を学習している中で少しでも行き詰まっている方、これからどう勉強しているか悩んでいる方は、
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
英語を勉強する上で「本当に」大切なこと
英語を勉強する上で「本当に」大切なことは、下記の2つだと考えています。
極意①自分の衝動を大切にすること
極意②間違いを恐れないこと
勿論、他にも考えられます。
英語を勉強する上で意識していることは人によって違いますし、
極端に言えば、私が「これ良かったよ」と思っても、あなたにとってそれが最良かは分かりません。
でも、私にとっては上記に書いた2つを大切にしてきたことがとても良かったのです。
それではそれぞれ細かく解説してきます。
極意①自分の衝動を尊重すること
英語を勉強する上で「本当に」大切なこと1つ目は、自分の衝動を尊重することです。
衝動とは心が突き動かされて行動を起こそうとすることですが、
私が言いたいのは、「英語を学びたい」とあなたを駆り立てた理由を尊重してほしいということです。
例えば、
・いまの会社で海外駐在したいから
とか、
・海外の人とお付き合いしたいから
などの理由から英語を勉強しようと至ったのなら、それは立派な衝動です。
また、
・英語ができるようになったらかっこいいから
という方もいるでしょう。
私の場合は、最初は「英語ができたらかっこいいから」という衝動で英語を勉強し始めました。
それは、私が東北の山に囲まれた田舎で育ち、海外にはほど遠い環境でしたので、
英語ができるだけで周りから「かっこいい」と見られるからです。
もしかしたら、「かっこいい」という理由だけで英語を学び続けられるのは珍しいかもしれません(笑)
でもこんな小さな衝動でも意外とずっと続きますし、おかげでTOEIC400点台だった私が925点を取るまでになりました。
勉強する過程で、衝動がいくつも出てくる場合もあります。
最初は「英語ができたらかっこいい」という想いを大きくして勉強していた私も、
英語を勉強すればするほど、英語で広がる自分の可能性がハッキリし始めました。
海外で自分が英語を使いこなしている姿を想像するのは楽しかったですし、
そんな姿を頭の中でイメージしていると勉強にもさらに力が入ります。
結局、「英語ができるようになりたい」というその想いの強さで自分が突き動かされるのかどうかに尽きるのだと思います。
極意②間違いを恐れないこと
英語を勉強する上で「本当に」大切なこと2つ目は、間違いを恐れないことです。
あなたは学生の時、積極的に手を挙げて授業を受けていましたか?
残念ながら日本人は手を挙げて授業に参加するのを怖がる傾向にあります。
それは、
・恥ずかしい
・間違うのが怖い
という理由が大きいと考えられます。
でも、恥ずかしいし間違うのが怖いからと言って、自分で自分の英語を話したり書いたりしないと、
身につけた英語が合っているのか間違っているのかも分かりません。
私も大学で英語科に進んでから最初の数ヶ月は、全くても挙げないし発言もしない学生でした。
反対に、仲良くなった私の友達は積極的に意見をいうタイプの人でした。
半年ほど経って、同じくらいの英語力だった友達が、明らかに英語を話すのが上手くなっていましたし、成績も良かったです。
私といえば、成績はそこそこの点数を付けてもらったものの、先生が話す英語が分からず、
授業中に「いま先生は何て言ったの?」と聞かなければいけないくらい差がついていたのです。
その差に愕然とした私は、英語を話す機会があれば進んでその機会を得ようと行動を改めたのですが、
その結果、3ヶ月ほどで英語を聞けるようになりましたし、英語で発言することへの抵抗が薄くなりました。
これらは、言語はコミュニケーションツールだから、自発的に使わないと習得は難しいということに気づいた出来事でした。
いま思うと、例えるなら、一般道を進まずにわざわざ回り道をしているような感覚です。
間違いを恐れつつ英語を勉強することは、英語を習得する過程で足かせになりかねません。
だから、英語を学ぶときは間違いを恐れず、使いながら学んでいくものだと意識して勉強していってくださいね。
英語を学ぶとっておきの秘訣は声に出すこと
ここまでは、英語を学ぶ上で「本当に」大切なこと2つをお伝えしてきました。
その、英語を学びたいという衝動も、積極的に英語を発信していくということも、「声に出す」ことを意識することによって、その意義を強化することが可能です。
例えば、あなたの衝動の強さを声に出して周りの友人や家族に話してみましょう。
声に出すことでより一層英語を学ぶという決心がつきますし、自分が英語を勉強する目的を再認識できます。
その気持ちが自分の衝動により拍車をかけて勉強への意欲を湧かせてくれますよ。
そして、学んだことは恐れずに「声に出す」ことも英語習得の上では大切なことです。
脳科学的にも、声を出すというアウトプットは、運動性記憶として忘れにくいということが実証されていて、英語を定着させるために役立つ理由になります。
自分が何に突き動かされて英語を勉強しているのかを声に出し、そして学んだ英語は臆することなく声に出すことを意識していきましょう。
英語を勉強する上で「本当に」大切なことのまとめ
今回は英語を勉強する上で「本当に」大切なことを、私の実体験も踏まえてお伝えしました。
振り返ると回り道ばかりしていたと思う私の英語人生ですが、これから学ぶあなたには、ぜひ最短のコースでゴールを目指していただきたいです。
この記事が少しでもその手助けになれば、とても嬉しい限りです。