この記事を読んでいる人の多くは、これから留学に行く予定がある、もしくは留学には興味あるけれど迷っている、という方では無いでしょうか。
語学留学に行きたいけれど、全く英語がわからない状態では物凄く不安感がありますよね。
今回はそんな語学に不安を抱く方々に向けて、留学前に準備しておきたい英語力についてお話していきます。
Contents
留学前から英語を勉強しておくべき3つの理由
留学前から英語を勉強できる方は、勉強しておくに越したことはありません。
その理由は下記の3点です。
要らない不安を抱えることが少なくなる
英語を少しでも知っているのと知らないのでは、知っているほうが心に余裕が生まれますよね。
語学留学に不安を抱えている方の多くは、一人で海外に行くということも初めてなケースが多いと思いますが、初めての一人海外で、さらに英語が何も分からない状況では不安しか生まれません。
自分の身は自分で守る、が基本ですので、何かあっても自分で対処できるくらいの英語力は身につけてから留学に行けるほうがベターです。
スタートダッシュが切れる
語学学校に入学すると、当たり前ですが授業は全部英語で行われます。
事前に少しでも英語が分かっていると、授業の理解度が違いますし、スタートダッシュを切れますよね。
語学学校に留学する場合は、多くは最初に英語の試験があり、その試験結果でレベル別にクラス分けがされます。
私の体験談ですが、筆記の試験の結果が良かったため一番上のクラスに入れたものの、リスニングがまるっきりダメでしたので、授業中、先生が何を言っているのかがさっぱり分からなかったです。
その後、クラスのレベルを下げてもらえるように学校側にお願いして聞き入れてもらったのですが、下のクラスでもリスニングができないことには変わりなかったので、分からない言葉が耳を右から左にただ抜けているような感覚でした。(同じクラスの日本人の生徒に、「今先生は何て言ったの?」と聞くような有様でした)
ですので、最初から授業の中身に集中したい、という方はリスニングを少し鍛えてから留学すると良いと思います。
早い段階からクラスメイトと友達になれる
語学留学の醍醐味の一つですが、世界各国から英語を学びに来ている方たちと友達になることができます。
母国を出ている方ばかりなので、人懐こく話しかけてくれることが多いので、英語で簡単な会話ができれば、最初から友達はできやすいです。
友達を作ったほうが英語を話す機会は格段に増えますので、友達を早い段階から作れるに越したことはありませんね。
留学前に身につけたい基礎英語力の伸ばし方
ここからが本題です。
ではどうやって日本である程度留学に必要な英語力を身につけられるのか、これも3点にまとめました。
手持ちのスマホ・PCを英語環境にする
一番簡単で効果的なのは、自分が普段目にする言語環境を英語に変えてしまうことです。
例えばスマホやPCは毎日目にしますよね。
ちょっとしたことかもしれませんが、言語環境を変えるだけでも最初はだいぶストレスになります。
での一週間ほどしたら慣れますので安心してください。
ちなみに私はここ10年ほどスマホもPCも英語に設定していますが、たまに日本語設定に直してみると、逆に違和感があります…。慣れって大きいです。
日々頭に浮かんだことを英語に翻訳する
日々頭に浮かんだことを英語に翻訳する癖をつけておきましょう。
丸々一文とか全部を完璧に、という訳ではありません。
「この日本語は英語だとどう言うんだろう」と思う習慣をつけて、調べるだけでも構いません。
日々の疑問や覚えるフレーズの積み重ねが、留学先では役に立ちます。
TOEIC・英検を受験する
闇雲に留学に必要な英語を勉強をするよりも、指標があったほうが勉強のモチベーションが上がります。
代表的な英語のテストはTOEICと英検ですね。
どちらを受けても良いのですが、私のおすすめは断然TOEICです。
英検も素晴らしいのですが、普段使わないような難しい専門用語が多く問われることが多く、語学留学中に使える英語かと言うとそうでは無いです。
逆にTOEICは日常会話が中心ですので、覚えるならTOEICで出てくる単語やフレーズが適していると思います。
私も最近TOEICを勉強しながら、「今のフレーズ、あの友達/先生がよく言ってたな」と思い出すことが多々あるので、やはり日常で使われる文章がよく出てくると言うことでは無いでしょうか。
留学では「楽しむ心」も忘れずに
上記で色々述べましたが、一番大事なことは「楽しむこと」だと思います。
英語はコミュニケーションを図るためのツールの一つにしか過ぎませんし、留学先でできる人脈や体験を大事にしていきたいですね。
そのために多少の英語力はやはり身につけてから留学に行くほうが良いと思いますので、是非日本にいる間から英語力をつける努力はしておきましょう。