この記事では、TOEICをまだ受験したことがない方が気になるであろうことをまとめました。
やはりちょっとしたことでも初めてのTOEIC前に知っておくと役立つ情報はたくさんありますし、筆者も当時のことを思い出すと、これらのことを知ってからTOEICを受験したかったと素直に思います。
簡単に読めるよう端的にまとめておりますので、スキマ時間に読んでみてください。
そもそもTOEICとは
一般的にTOEICとは、英語を聞く・読む力を測る、TOEIC Listening&Reading Testを指します。
英語を書く・話す力を測るTOEICもありますが、受験者数は圧倒的にTOEIC Listening&Reading Testのほうが多いため、一般的にTOEICと言えばこちらのことになります。
日常生活やグローバルビジネスの領域における英語の力を測定することができるため、ある一定のスコアが大学では単位として認定されたり、企業では入社の条件として設定されたりしています。
日本ではTOEIC公開テストが年10回実施されており、各団体(学校や企業)が主導するTOEIC IPテストはそれぞれの団体が決めた日程で実施しています。
TOEIC公開テストも、TOEIC IPテストも、そのスコアの効力は同じで、どちらを受験しても有利になったり不利になったりすることはありません。
TOEIC出題形式
TOEICは2つのセクションから成り立っています。
まず1つ目、リスニングセクションでは、パート1からパート4まで、100問を45分で解きます。
その後、リーディングセクションでは、パート5からパート7まで、100問を75分で解きます。
合計2時間の英語のテストを受けたことが無い方は、体力も集中力も奪われるため、少し覚悟が要るかもしれません。
TOEICの結果の意味
TOEICは英検のような合否とは違い、10〜990点のスコア採点です。
どのくらいのスコアを取ったかによって、自分の英語レベルが分かります。
ちなみに、スコアはTOEIC受験の約1ヵ月後にインターネット上で閲覧できる上、顔写真入りのスコアシートが自宅に届きます。(TOEIC公開テストの場合)
TOEICの受験者の特徴
TOEICは、高校生から年配の肩まで幅広い年代の方が受験するテストです。
試験会場に入ると、様々な年齢層の方がいることに少し違和感を覚えるくらい、本当にいろんな方が受験しています。
高校生であれば、大学や短大への進学のために受験している方が多いようです。
大学生なら、TOEICが単位認定されることもありますし、自分の英語力の底上げや就職活動のために活用している方が多くみられます。
社会人であれば、転職や昇進のため、あとは語学学習が趣味だから受けている人もいます。
TOEICは何に有利なのか
例えばあなたが、大学受験の出願要件でTOEICを必要としているとか、就職を希望する企業がTOEICで一定以上のスコアを求めているとかであれば、TOEICが必要なことは明確ですよね。
あとは英語を使う部署への異動を希望をしていたり、海外赴任が決まったから英語の勉強をしたいと考えている方にもTOEICはぴったりです。
一方で、海外留学をしたいとか、英会話ができるようになりたいという目的があるのであれば、TOEICは少し遠回りになるかもしれません。
海外留学ではTOEFLのスコアを求められることが多いですし、英会話のような話す要素はここでいうTOEICには出てこないです。
自分が何のためにTOEICを受験しようと思い立ったのか、それは自分も目的に沿っているのか、しっかりと調べてからTOEICの受験申込みをしてくださいね。
とりあえずTOEICを受けてみる、でもOK
ここまで読んで「でもよく分からない」という方は、とりあえずTOEICを受けてみるのもOKです。
「習うより慣れろ」という言葉があるように、聞くよりも実際にやってみるほうが早いし有意義な情報を得られるものです。
もし、これからTOEICの勉強を始めると決めたのであれば、一緒に目標スコアまでの階段を駆け上りながらチャレンジしましょう。
筆者もこれからTOEICを始める方々をサポートできるよう、これからも有益な記事で解き方やポイントをお伝えしていきます。