TOEIC学習法

TOEICの長文読解力がみるみる上がる英語の冠詞をマスターしよう

日本語に冠詞に当たる文法が存在しないため、なかなか理解できないものですよね。

慣れるまで時間がかかるものですが、TOEICで高得点を狙うならやはり理解しておきたい文法です。

 

今回は、冠詞に焦点を当て、使い方のポイントを踏まえながら解説します。

 

冠詞はなぜ必要か

 

英語では、冠詞の使用によって、その名詞の性質や属性、分類を明確に特定することが可能になります。

簡単に言えば、冠詞は下記の2点を表す役割を持っています。

冠詞の役割

・その名詞は数えられるのか、数えられないのか
・その名詞は会話・文章で初めて登場したのか、既出か

 

冠詞の種類

 

冠詞には大きく分けて、下記の3種類に分けられます。

・不定冠詞(a, an)
・定冠詞(the)
・冠詞無し

 

不定冠詞(a, an)の使い方

 

不定冠詞の特徴はたくさんありますが、基本的には下記の2つが理解できていれば文章をスラスラと読めるようになります。

・可算名詞の前に置かれる
・初めて話題に上がる名詞の前に置かれる

 

1つ目は特に説明は不要でしょう。

1つのリンゴを表したい時には「an apple」とします。

 

2つ目については、「話者と利き手、あるいは書き手と読者が同じモノを特定してイメージしているか」が鍵になります。

例えば、「an apple」と言われると聞き手はどのリンゴを指しているのか分からず、一般的に世に出回っているリンゴ1つをイメージするでしょう。

こればもし特定の「キッチンに置いてあるリンゴね」などイメージできる話であれば、次で紹介する定冠詞(the)を用いて「the apple」とします。

 

定冠詞(the)の使い方

 

定冠詞は、物事を特定するための機能を持ちます。

不定冠詞の解説でも述べた、「話者と利き手、あるいは書き手と読者が同じモノを特定してイメージしているか」が鍵になり、ここで双方がイメージするものが合致しているのであれば定冠詞を用います。

・既に話題に上がっている名詞の前に置かれる
・可算名詞、不可算名詞のどちらにも使うことができる

 

また、世間の常識的に1つしか存在しない名詞にも定冠詞をつける用法もあり、例えば「the sun(太陽)」「the moon(月)」などがこれに該当します。

 

無冠詞になる場合

 

無冠詞になる場合は、大まかに下記のことが理解できていれば十分です。

・特定できる単数の国名や地名
・具体的には目に見えない目的や手段を表す名詞

 

まず1つ目についてですが、私たちの住むJapanといった国名や都市、山、湖の名前は無冠詞です。

ただしここで注意ですが、島や川などを集合的に表したい時は定冠詞が必要になりますので、例えば「日本列島」はthe Japan Islandsとなります。

 

そして2つ目の、「具体的には目に見えない目的や手段を表す名詞」については少しややこしいですね。

例文で説明します。

・I go to university.
・I go to the university.

この2つは意味が全くことなります。

「I go to university.」は、universityに行くという目に見えない目的を意味しますので「私は大学(に講義を受け)に行く」という意味になります。

一方で、「I go to the university.」は、universityという目に見えるとことに行くということを意味しますので、「私は大学(という建物)に行く」という意味になります。

 

・I go to university.→私は大学(に講義を受け)に行く
・I go to the university.→私は大学(という建物)に行く

日本語にすると意味が全く違うことをお分かりいただけましたでしょうか。

 

TOEIC長文読解を得意にするなら冠詞の理解は必須

 

冠詞一つで概念や意味が変わるため、問題文の意図を正確に把握するには冠詞の理解が必須です。

もっと言うと、冠詞をマスターすればTOEICの長文読解も得意になります。

慣れるまでには時間がかかりますが、慣れてしまえば英語の理解度が格段と上がりますので、日々冠詞を意識しながらTOEICの問題に取り組んでみてくださいね。

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