英語が苦手だという方の中には、英単語が覚えられないのもそうですが、英文法が分からないという方も多いのではないでしょうか。
中学・高校で習ったものの、数年経ってすっかり記憶から飛んでしまったという方も少なからずいると思います。
TOEICでスコアアップをしていくためには、英文法の理解が必要不可欠になります。
パート5ではダイレクトに英文法が問われますし、また、文法知識があるからこそパート7の長文問題もサクサクと読めるようになります。
公開は、TOEICで点数を上げていくために必要な英文法をマスターできるよう、そのエッセンスを詰め込みました。
最初のうちは理解に苦しむこともあるかもしれませんが、1歩ずつステップを踏んでいくことで確実に英語力は伸びていきます。
一緒に頑張りましょう。
現状の文法理解度はどのくらいかを確認
まずは、今の自分がどのくらいの文法力を持っているか確認しましょう。
練習にピッタリと言えるのがTOEICのパート5です。
TOEICのパート5では短文問題が30問出題されますが、これを3〜4回分、まずは解いてみましょう。
語彙力を問う問題も含まれていますが、気にせずに解いて見てください。
3〜4回分のパート5を解いて見て、正解率はどのくらいだったでしょうか。
そのパーセンテージが今の自分の英文法力と仮定し、目標を立てます。
現状の正解率から10%上げることが目標でも良いですし、一気に30%上げることを目標にしてもOKです。
TOEICスコアアップに直結する英文法を習得
現状と目標を押さえたら、次は英文法の習得です。
英語を聞いたり読んだりする上で、英文法は基礎中の基礎、土台になると言っても過言ではありません。
そのため知識がつけばつくほど、TOEIC全体のスコアが右肩上がりになります。
インプット(問題を繰り返し解く)
英文法は、どうしても「覚えなければいけない」ものが出てきます。
例えば比較級や最上級を使った英文、現在完了や過去完了を使った英文など、ルールが存在するものについては覚える必要があります。
TOEICのために習得すべき細かい英文法については、下記の記事をご覧ください。

英文法を習得するには、参考書を読むことももちろん大切なのですが、それよりもTOEICに出てくるような問題を何度も何度も解くことが大事です。
できればTOEICで何度も満点を取っている方が監修している問題集やアプリ(例えばスタディサプリTOEICなど)を体に染み込むまで解き、同時にスピードも意識しながら特訓しましょう。
一方で、文型の形などはサラッと「こういうものなんだな」と流してしまってもOKです。
ただし、覚えておくと英語が楽になることは間違い無いので、きちっと型から入りたい方は学んでみてください。
英活ライブラリーでは、たくさん英文法を学ぶヒントは掲載していますので、こちらもご参考にしてください。


アウトプット(解答の理由を説明、問題文を音読)
問題を解くだけでは英文法の理解が弱いままです。
復讐こそが大事になりますので、間違えた問題や、曖昧でも正解してしまった問題の解説はしっかりと目を通し、その後に「なぜその選択肢が正解なのか」を言葉で説明できるようにしましょう。
また、間違えた問題の文章を繰り返し音読することも効果的です。
音読することで口と耳でも覚えることができますし、英語のリズムに体が慣れて考えなくても答えがパッと出るようになることもあります。
英語の基本は英文法
英語の基本は英文法にありますので、どこから手をつけたら良いのか分からない方や、基礎からしっかり固めたい方は、まずは英文法から勉強していくことを推奨します。
土台さえできれば、英語力はぐんぐん上がります。
英文法をマスターして、TOEICでは楽々スコアアップしていきましょう。