TOEIC学習法

【TOEIC頻出・例題あり】過去完了形の用法と意味を徹底解説

英語の過去完了形と聞くと、苦手意識を感じる人も多いのではないでしょうか。

日本語では感覚がなかなか掴めない過去完了形ですが、現在完了形が理解できていれば、スムーズに習得できる文法です。

TOEICでも過去完了形は出題されますので、ぜひその基本的な用法と意味をおさえておきたいですね。

 

今回の記事では、過去完了形の3つの用法とその意味、よく一緒に使われる英単語の紹介をしています。

最後にTOEICの問題も用意していますので、一緒に学んで理解していきましょう。

 

過去完了形の用法

 

過去完了形を理解する上では、現在完了形の考え方がベースとなります。

現在完了の基本は、「S(主語)+ have + p.p.(過去分詞)」の形でした。

現在完了形に不安がある方は、下記の記事も参考にしてくださいね。

【TOEIC頻出・例題あり】現在完了形の用法と意味を徹底解説英活ライブラリーでは、TOEICの勉強法をご紹介。本記事では、TOEICパート5頻出の現在完了形の用法と意味を解説しています。例題も載せているので、理解に役立ててください。...

 

そして、過去完了の基本は、「S(主語)+ had +p.p.(過去分詞)」の形です。

 

過去完了形の用法も、現在完了の用法と同様に3つありますので、それぞれ確認していきましょう。

 

(1)継続(ずっと〜していた)

 

まずはじめに、過去完了形の継続用法です。

継続用法では、「過去から過去のある時点まで、ずっとその状態が続いていた」ことを表現するために用いられます。

つまり、現在はその状態にはなく、過去と過去の出来事を繋いでいる表現です。

例文を見てみましょう。

・I had lived in Japan for 5 years.
→私は日本に5年間住んでいた。
・I had played the piano since I was young.
→私は若い頃からピアノを弾いていた。

このように、「現在は日本に住んでいないけれど、5年間ずっと日本に住んでいる状態が継続していた」「現在はピアノを弾いていないけど、若い頃からずっとピアノを弾いている状態が続いていた」ということを表すのが、過去完了形の継続用法です。

継続の過去完了形でよく使われる表現】

・for〜(〜の間)
・since〜(〜からずっと)

 

(2)経験(〜したことがあった)

 

次に、過去完了形の経験用法です。

経験用法は、過去のある時点までに経験していたことを表すことに用いられ、日本語訳は「以前に〜していたことがあった」となります。

例文を見てみましょう。

・I had visited Canada once before I was sixteen.
→私は16歳になる前に、一度カナダを訪れたことがあった。
・She had never eaten Sushi before she came to Japan.
→彼女は日本にくる前に、お寿司を食べたことがなかった。

このように、過去のある時点の前に経験している過去の出来事を表現する際に、過去完了形の経験用法が用いられます。

【経験の過去完了形でよく使われる表現】

・before(以前に)
・never(一度も〜ない)
・often(よく、しばしば)
・once(1回)
・sometimes(時々)

 

(3)完了・結果(〜したところだ)

 

最後に、過去完了形の完了・結果用法です。

完了・結果用法では、「過去からやってきたことを、〜までに終えていた」ことを表現するために用いられます。

ここでのポイントは、過去のある時点よりも前に起きた出来事やその結果を強調しているということです。

 

例文を見てみましょう。

・I had just finished my homework when my friend call me.
→友達が私に電話をかけてきた時、私はちょうど宿題を終えたところだった。
・She had already done her research when I visited her.
→ 私が彼女のところを訪れた時、彼女はもう調査を終えてしまっていた。

このように、「過去からやってきた宿題を、過去の出来事である友達が電話をかけてきたと時には、ちょうど宿題が終わったところだった」「過去からやってきた調査を、過去の出来事である私が訪れた時には、彼女はもう調査を終えてしまった」ということを表すのが、過去完了形の完了・結果用法です。

【完了の過去完了形でよく使われる表現】

・already(既に)
・just(ちょうど)
・yet(まだ、もう)

 

過去完了形と過去完了進行形の違い

 

過去完了形と過去完了進行形はの共通点は、意味はほぼ同義になります。

例えば、下記の例文を見てみましょう。

・過去完了進行形
I had been studying English for 5 years before I went to Canada.
・過去完了形
I had studied English for 5 years before I went to Canada.

どちらも「私はカナダに行く前に、5年間英語を勉強していた」という意味では一緒です。

ただし、ニュアンスとして「その期間ずっと」という継続を強調したい場合は、現在完了進行形にし、上記の例で言えば「5年間英語を勉強し続けていた」というニュアンスになります。

 

実際にTOEICの問題を解いてみよう

 

それではインプットした過去完了形の知識を使って、実際にTOEICの問題を解いてみましょう。

 

・Because Ms. Wilson ( ) so much to improve employee morale, many people missed her when she left the company.
(A)has done
(B)had done
(C)did
(D)does

(スタディサプリENGLISH TOEIC L&R対策コースの問題を参考に筆者作成)

接続詞becauseで繋がっている2つの節が、どの時点のことを指しているのかをまずは確認します。

後半many〜の節は、日本語に訳すと「多くの人が彼女が会社を去ったのを寂しく思った」とあり、過去の時点を指しています。

そして前半Because〜の節も、「従業員の士気を上げた」ことが会社にいた頃の過去の時点を指しているため、空所には、ある過去と過去の時点を繋ぐ過去完了形が入ることがわかります。

したがって、正解は(B)had doneです。

 

他の選択肢は(A)現在完了形、(C)過去形、(C)現在形なので、文章の意味が通りません。

 

もう1問例題を解いてみましょう。

・As Yates Electronics Store, a number of shoppers ( ) in line for PHG’s latest smartphone even before the doors opened.
(A)have been waiting
(B)are waiting
(C)will be waiting
(D)had been waiting

(引用:スタディサプリENGLISH TOEIC L&R対策コース)

beforeの前後の節が、どの時点のことを指しているのかをまずは確認します。

後半の節「before the doors opened」の時制は過去形になっています。

そしてその「ドアが開く前」よりも、前半の節の「たくさんの買い物客が列を作っていた」が過去の出来事のため、「過去のある時点から別の時点まで〜し続けていた」ことを表す、過去完了形の(D)had been waitingが正解です。

 

他の選択肢は(A)現在完了進行形、(B)現在進行形、(C)未来進行形なので、文章の意味が通りません。

 

TOEICの問題を繰り返し解いて過去完了形をマスターしよう

 

過去完了形はその用法と意味を理解するのはそれほど難しくはありませんし、現在完了形と比較してTOEICで問われる頻度も実は少ないです。

しかし、TOEICで900点以上〜満点を狙うなら、過去完了形は外さずに理解しておきましょう。

TOEIC学習で周りに差をつけるならスタディサプリ!