TOEICを受験するとき、マークシートは何で塗りつぶしていますか?
鉛筆?シャーペンで派の方もいるでしょうか。
好みもあるかもしれませんが、マークシートに向いていると言えるのは、断然鉛筆です。
TOEICをこれから受ける方や、その他のマークシート形式テストを受験する方には、是非3本ほど鉛筆をストックしておいてほしいですし、その理由を解説していきます。
マークシートとシャーペンは相性が悪い
マークシート方式のテストでは、黒く塗りつぶされた解答を機械で読み取ってスコアが集計されます。
「鉛筆ではなくシャーペンでも良いのではないか」と思う方もいるかもしれませんが、もし一度も間違いなく消しゴムを使わない自信があるようでしたら、シャーペンでも構わないと思います。
問題なのは、マークを間違えて塗りつぶしてしまったときです。
シャーペンの芯は先が尖っていることが多く、マークシートを塗る際にシートの面をデコボコにしてしまうことがあります。
そのデコボコの面を消しゴムで消そうとしても、デコボコ面に残ってしまうことがあり、誤回答と認識されることがあるのです。
一方、鉛筆でしたらペン先が丸みを帯びているため、マークシートの面をデコボコにしてしまう心配もなく塗ることができ、消しゴムで消す作業も問題にはなりません。
鉛筆利用でTOEIC解答時間の節約になる
TOEICは時間との勝負です。
リスニングでは音声が流れをリードしてくれますので「時間内に解き終わらない」なんてことはありませんが、リーディングではいかに早く解答できるかが鍵になります。
TOEICの問題を早く解くためのテクニックはもちろんあるのですが、解答時の作業を早くすることも考えてみてはいかがでしょうか。
鉛筆を使うことは、マークシートを塗るときの時間節約になります。
理由は、鉛筆の先が丸みを帯びているために、少ない時間でマークシートを塗ることができるからです。
節約時間を実際に検証してみた
リーディングパートでは100問の問題を75分で解くことになりますが、実際、マークシートを塗りつぶす作業にはどのくらいの時間がかけられているのでしょうか。
今回は、100問分のマークシートを用意し、鉛筆とシャーペンでどのくらい解答時間に差が出るのかを検証してみました。
100問分、ひたすら塗りつぶしてかかった時間は下記の通りです。
鉛筆:1分31秒
シャーペン:2分20秒
鉛筆とシャーペンの利用では約1分の差が出ました。
1分もあれば1〜2問は解ける時間になりますので、軽視できない結果だと思います。
1問でも多く解きたいという方には鉛筆が断然お勧めです。
TOEICの持ち物に鉛筆は必須
上記で述べてきた通り、TOEIC本番には是非鉛筆を持参していただきたいです。
よっぽど「シャーペンじゃないと嫌だ」と思う方は別ですが、鉛筆はTOEICを解答するときはメリットしかありません。
まだ鉛筆を買っていないという方は、是非買って一度お試ししてくださいね。