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TOEICスコアは就職に有利なのかを公式データから考察してみた

これから就職をする学生の皆さん、もしくは転職を考えている社会人の方々の中には「TOEICのスコアは就職・転職にどう影響するのか」と考えている方も多いのではないでしょうか。

私も学生時代には同じような疑問を持っていました。

「果たしてTOEICを勉強していれば就職に有利なのだろうか?」

今回は、国際ビジネスコミュニケーション協会(以下、IIBCとします)が上場企業へアンケートを取った、「上場企業における英語活用実態調査 2013年」報告書を元に、就職活動にTOEICは有利に働くのかを考察していきます。

 

7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしている

 

まずは採用時、履歴書に書くTOEICスコアを企業はどのくらい参考にしているかというアンケートがありました。

結果は、7割の企業がTOEICスコアを採用時に採用時に参考にしています。

製造業に至っては、7割を超える72.3%がTOEICスコアを参考にしているそうですから、なかなか無視はできない結果ですよね。

 

全社員に求められるTOEICの期待スコアは600点

 

上場企業が求めているTOEICスコアの平均値は600点でした。

この結果は、海外とのやりとりが発生する国際部門以外の社員への期待も含まれています。

普段から海外との業務が無くとも、一定のTOEICスコアは求められているということです。

ちなみに、2018年度新入社員のTOEIC最新データでは、内定者の平均スコアは538点でした。

採用応募時の参考スコアの平均は625点という結果も出ていますので、650点を超えるスコアを持っていれば、最初からある程度の期待を得られると思います。

 

国際的な業務の遂行に求められるTOEICスコアは750点

 

全社員に求められるTOEICの期待スコア平均は600点でしたが、全体の中でも国際部門に絞ってアンケートの結果を見てみると、業務遂行のために平均750点のTOEICスコアを期待されています。

750点と聞くと、高い点数だなという印象を受けますよね。

ですが、英語を使って本格的に仕事をするとなれば、ビジネスの場に相応しい英語を使えることが求められてきますので、本気で英語を使った仕事をしたいと望んでいるのであれば、ぜひ目指したいスコアではあります。

 

【考察】TOEICのスコアは就職に有利なのか

 

ここまでIIBCの公式データをご紹介してきました。

結果的にTOEICスコアは就職に有利なのかを、実体験も踏まえて考察していきます。

 

①TOEICスコアは高ければ高いほど有利

 

TOEICスコアは高いに越したことはありません。

IIBCのアンケート結果からも見て分かる通り、普段の業務で英語を使わない社員に対しても一定レベルでの英語は求められています。

私が新卒就活生だった頃は895点を持っていましたが、書類審査で落ちることはほぼありませんでした。(80社応募して、半数以上の企業で面接に進みました)

 

②TOEICスコアと+αで自分を発信することも大事

 

TOEICスコアが高いことにプラスして、英語を使って自分は何を発信していけるのかを考えていく必要はあります。

どういうことかと言いますと、英語は結局のところ、ツールの一つにしか過ぎないということです。

身につけた英語を使って、仕事上でどのように自分を発信していけるかを面接で聞かれることも多々あります。

TOEICはビジネスの場面に沿った問題が出されますので、そこである程度はイメージすることができるかもしれません。

ただ「TOEICのスコアを上げる」ということに固執するよりも、英語を勉強した先にどのような働き方をしていきたいのかは、考えて言えるようにしておいたほうが良いです。

 

③就職後の業務の幅は確実に増える

 

入社の段階で英語がある程度できれば、それは武器になります。

実際、私の新人の頃の配属先は、海外と取引のある部署では無かったものの、多部署からの依頼で海外からのお客様相手の通訳に駆り出されたり、会社案内の英語版を作成する仕事を任されたりすることがありました。

私の友人の中には、TOEIC950点を持って事務社員として入社したのですが、総合職として入社した同期よりもいち早くイギリス赴任に行かせてもらえることになったという人もいます。

TOEIC600点ほどでも、頻繁に海外出張に行っている友人もいます。

 

 

つまり、TOEICのスコアを上げていくことは、入社時のみならず、入社した後のキャリアアップにも大いに有利と言えます。

英語を使った仕事をしてみたい、海外を相手に自分の可能性を広げたいと考えているのであれば、その足がかりとして、まずはTOEICスコアのアップに励んでみてはいかがでしょうか。

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